一目千本桜

白石川堤に咲き誇るソメイヨシノを中心とした桜並木は、宮城県でも有数のお花見の名所。

シーズンになると周辺が大渋滞になる程の　多くの花見客で、溢れかえります。

駐車場は、臨時で河川敷を開放していたり、土日であれば大河原町役場や大河原合同庁舎で利用できる他　周辺には有料駐車場もいくつか有ります。

大正12年と昭和２年に、1200本もの桜を植樹され　それ以降大事に育てられ今では「さくらの名所百選の地」にも選ばれています。

その桜並木道は8Kmにも及ぶので、端から端まで歩いて戻って来るにも少し大変かも・・・でもこれだけの桜が並ぶのは圧巻で、本当に一見の価値はありますよ。

桜の花びらが舞う中の河川敷の散歩は、気持ち良かったです。

勿論　気の合う仲間と桜を眺めながら　宴会をするのも最高でしょうけど。

距離は長いけど、これだけの桜並木はやはり壮観

全てのコースを散歩したい所ですが、とにかく直線距離がとてつもなく長いので、有る程度　範囲を決めておくか、キリの良い所で切り上げるかにした方が良さそうですね。

いや桜が物凄く綺麗なので、全部歩きたいんだけども！！

河川敷から降りると遊歩道も整備されているので、遊歩道と河川敷と好きな角度から桜を眺めながら歩けるので、往復して来ても新鮮に見えるかも知れません。

8Kmに桜並木道を全てを歩くのは、なかなかキツイと思いますが、あちこちにベンチやあずまや等の休憩所も見られます。

桜だけでは無いので、様々な景色を楽しむ事が出来るのも良いですね。

毎年　桜の季節には「おおがわら桜まつり」と「しばた桜まつり」も開催され多くの出店も並びます。

やはりこれだけの桜なので癒されると言うか、カメラ片手に歩いている人の多い事！多い事！

その気持ちはメッチャ分かります。

船岡城址公園も道路を挟んだ向かい側にあるので、お散歩で体力を使い果たしていなければ行ってみても良いかも。

平成27年に開通した「しばた千桜橋」のお陰で、船岡城址公園から直接　行き来が出来るようになりました。

移動に便利なだけでは無く　ここは撮影スポットとしても最適。

上から眺める千本桜は絶景。

そして運が良ければ、桜並木の脇を走る線路を電車が駆け抜けて行くかも知れません。

その背景に見える青空と蔵王連峰の景色はすばらしいの一言！

そして素晴らしいのは桜の咲く春だけではなく、桜がとうに散っている冬にもまた素晴らしい景色がまっています。

「おおがわら桜イルミネーション」として12月から1月上旬まで開催されるイベント期間中は、大河原駅付近のエリアの桜の木に、桜の花びらを思わせるピンクの電飾が施されます。

まるで真冬に咲く桜のよう。

全体に電飾が施されている訳では有りませんが、それでもピンクに輝く桜の木が並ぶ河川敷は、幻想的な空間になります。

イルミネーションのある区間は、そこまで長距離でも無いので気軽な気持ちで、夜のお散歩といった感じで来ても余裕で歩ききる事が出来ると思います。

一目千本桜は、春はもちろん桜の咲かない冬にもお勧め。

宮城県もしくは、東北に住んでいるなら一度は訪れてみたいお花見スポットです。