国道113号線沿いに位置する七ヶ宿ダムは、東北最大級のダム。
宮城県の77.5%もの飲み水が確保されており「宮城県の水瓶」とも言われている七ヶ宿ダムを管理する場所で、ダムを一望できる展望公園としても整備されています。

道路からすぐに入れる駐車場は、それなりの広さでさすが、そこまで混む事もないので、スムーズに駐車できます。
駐車場にはトイレもあるので、ドライブ中にフラッと寄れるので便利ですね。

花壇の中に、空き缶で作られた「七ヶ宿ダム」の文字が、出迎えてくれます。

その隣には、ダム湖に流れ着いた流木で作られた カブトムシの姿が。
ダム管理所内では、夏になると「カブトムシの森」と言うイベントもやっているそうで、これは絶対に子供たちが喜びますよね。

階段を登ると広場に出るのですが、中央にあるのは形状からして材木岩のモニュメントでしょうか?
モニュメント? 本物の材木岩から削り取って来た??


そこから更に階段を登ると展望台に到着。
ダムを見る為の展望台ですが、周りの景色もなかなか絶景。 秋には真っ赤な紅葉も楽しめます。

そしてこれがメインイベントの七ヶ宿ダム
東北最大級だけあってデカイ!
まるで巨大な要塞の様。
中央コア型ロックフィルダムの七ヶ宿ダムは、堤高90m、堤頂長565mのスケールを誇ります。 うん 大きい事は良い事だ!

説明を書いたボードがあるのですが、ボタンを押す事で、更に詳しい説明を音声案内で聞く事も出来ます。


ダム湖では、期間限定で1日7回のみ巨大噴水が、打上げされます。
噴水がある事も知らなかったのですが、たまたま行った時に、打上げを見れたのはラッキーでした。
77mの噴射能力があるそうで、七ヶ宿と言うだけあって とことん「7」と言う数字に拘りがみられますね。
113号線を走っていても運が良ければ、噴水を見れます。


駐車場から右手にいくとダム管理所に、繋がる道があり ここは一般の見学客も車で侵入できます。 勿論 徒歩でダム湖を眺めながら歩道を歩いていくのもOK
散歩好きとしては、ここは車を使わずにダムを眺めながら徒歩で進んで行きます。


緑の地面が一般車両の駐車場で、その正面の立派な建物が、ダム管理所。
平日限定で館内やダム施設の見学も出来るので、貴重な体験となりそうです。




管理所側からは、ダム湖やダムの裏側も見れるので、せっかくなので見とくべきです。
それと このダムを作る為に、かつて湖底に沈んだ村があったと言う事を忘れてはいけません。
生まれ育った村を失った人達の想いの上に、美味しい水を飲めるのだから感謝の念を忘れてはいけませんね。
〒989-0536
宮城県刈田郡七ヶ宿町切通 みちのくおとぎ街道
入場無料
無料駐車場有り