仙台市水道記念館

仙台市の水道の歴史や 様々な形に対応した設備の見学も出来る仙台市水道記念館。

263号線から脇道にそれた のどかな風景の中に、散策路やハイキングコースを含む広大な敷地を有しています。

無料駐車場は結構広く 普段はどれ位の利用客が居るのか分かりませんが、土曜日の昼前にも関わらず 楽々停める事が出来ました。

駐車場の正面に構える立派な建物が、仙台市水道記念館。

しかし今回は、記念館よりも敷地内にある散策路を目当てに来たので、とりあえず散策を優先して記念館を華麗にスルーして進む事にします。

整備されたアスファルトを少し歩くと、見えてくるのは、青下ダム急管理事務所。

現在は使われていませんが、昭和8年に外国を意識した丸窓など 当時を感じさせる貴重な建築物で、有形登録文化財に指定されています。

そして 早くも運命の?分かれ道。

散策路と青下第1ダム·ハイキングコースの二択を迫られますが、ここは第1ダムを見がてら先に、ハイキングコースに行ってみるかな。

「急な坂につき車椅子は通行できません」と言う看板の通りに、急な坂道を降りていく事になります。

急な階段もひたすら降りていきます。

結構な急斜面なので、逆に帰りは上がってくる事を考えると 少し嫌になりますが、そんな事は気にしたら負け。

何も考えずに、ただ降りていきます。

青下第1ダムに到着。

昭和9年に建造されたと言うのに、現代でも稼働しているのが凄い!

県内の他のダムに比べれば、貯水量が少ないですが、仙台市民に美味しい水を送り続けた青下第1ダムには感謝ですね。

ただ残念ながら遊歩道からは、角度が悪く真横からのアングルでしか見る事が出来ません。

堰堤の上を通行できるので、ダム湖を眺めながら対岸まで渡る事が出来ます。

対岸がハイキングコースになっているのですが、いきなりフェンスで道が塞がれていました。 なに!?まさかの行き止まり?

・・・と思いきや猪が出るので、猪の侵入防止のフェンスで、この先に進む人は自分で開けて中に入り 必ず閉めてから先に進んで下さい・・・との事。

猪が出るのか・・・やばいな

体当たりされたらどうしよう・・・?とか考えましたが、深く考えずに フェンスの中に侵入(いつも こんな感じ)。

猪が出ませんようにと念じながら 進んでいくと結構急な登り階段

これは、なかなか疲れる・・・

すると再び第2の猪対策のフェンスが!

そんなに猪が出るんかい!!

と思いながら再び先に進みます。

ほんとに結構疲れて来た・・・ここで案内標識が見えてきて どうやら後350mでゴールの様ですが、疲れた・・・

今度は「落石予告」とかあるし!!

休憩地点が有りましたが、本当は休憩したい所だけど 訳の分からない意地みたいな物が出て来て意地でも休憩せずに、先を目指す事にしました。

全く無意味な拘り。

ああ・・・階段がキツイ

ふと横を見ると斜面に生えてある木が、根っこから倒れてるし・・・

こっちに倒れて来ないだろうな(汗)

ようやく終点の水神碑に到着。

完全にハイキングコースをナメテいました・・・展望台になってはいるんですが木々が生い茂っていて景色は辺りは余り見えないし 最後に報われなかったのが悲しい・・・しかし山歩きは疲れますね・・・ハァハァ

息も絶え絶えの中 今度は下山

ようやく最初の曲がり道の所まで戻ってくると 今度は最初に行かなかった散策路の方に進みます。

最初にハイキングコースに行ったせいで、軽くバテ気味になってしまったので、順序を逆すれば良かったと激しく後悔

でも先に険しいコースに行ったお陰で、散策路が異常なまでに、楽チンに感じてしまいます。

散策路は平坦な道なので、のんびりのんびり歩く事が出来ます。 ハイキングコースに比べると実に平和だ。

敷地内にあるもう一つのダム 青下第2ダムに到着しましたが、こちらは立ち入り禁止になっており見る事が出来ませんでした。残念!

一部伸びまくった草で、道が完全に無くなっている所もありましたが、道に苔が映えているお陰で、物凄くフカフカでハイキングで疲れきった足に、優しいのが少し嬉しい。

こんな広場もあり 敷地内の散策路とハイキングコースは、本当に広く散策やウォーキングを楽しむには、絶好の場所でした。

 

本当はこのまま帰る予定でしたが、せっかくここまで来たので記念館にも立ち寄ってみて一通り見終えたら 帰りにミネラルウォーターを一本貰えました。

来館者全員に、プレゼントしている様ですね。

郵便番号〒989-3432
住所宮城県仙台市青葉区熊ヶ根字大原道地内 
入場料無料
営業時間9:30~16:00
毎週月曜日が定休日
電話番号022-393-2188 
駐車場無料駐車場有り