鳥の海公園

亘理町荒浜に位置して　子供の遊び場、多目的広場、運動施設などなど様々な用途に利用できる　鳥の海スマートICより約5分でアクセス出来る立地的にも好条件の総合公園。

東日本大震災の大津波により全てが流され壊滅状態でしたが、亘理町は総事業費29億円をかけて2015年12月に再建工事をはじめ、2018年4月に防災公園としての機能も併せ持つ総合公園を開園しました。

鳥の海公園は、荒浜大通線を挟んで東ブロックと西ブロックに分かれていて、こちらの東側は多目的広場がメインとなっています。

無料駐車場はそれぞれにあるので、余裕を持って停めれますが、特に東側の駐車場が広いです。

車から降りると　やはり海沿いにあるので風は強かったですね。

駐車場が広すぎるもんで、余った駐車場を有効活用しようとしたのか、一角を潰して　スケボーが楽しめるエリアになっています。

手作り感が素晴らしいですが、スケボーが出来る場所って多くは無いので、スケボーを愛する人には貴重な場所でしょう。

駐車場との間には、仕切りのボードが置かれてあるので車もスケボーも安全です。　

駐車場脇には鳥の海公園管理センター

駐車場の正面には、多目的広場が広がっているのですが、とにかく広い！！

色々なイベントにも使われますが、普段はここでお散歩やボール遊びなど　色々な楽しみ方が出来ます。

広場の向こうに見える堤防を越えると、サーフィンスポット荒浜河口に繋がっていて　多くのサーファー達も訪れる場所です。

広場脇には、屋根付きのテーブルとベンチも沢山設置されています。

子供達が広場で走り周っている間は、保護者の方が滞在している時間が長くなりそうな場所ですね。　ちょっとしたランチにも利用できるのは嬉しいかも。

荒浜大通線を跨いで行くと西ブロックになりますが、普通の車道で横断歩道もないので、お子様が走って渡って行く時には、走行して来る車に注意が必要。

西ブロックの駐車場は、東ブロック程ではないにしても充分な広さ。

西側は荒浜防災公園としての顔も持っていて、津波などの災害時には避難場所として利用する事になります。

舗装された地面から繋がる避難丘。

岩沼からの海沿いでは見慣れた光景ですが、せっかく来たからには登ってみましょう。

頂上にはベンチがあって勿論座れるんですが、実は開けるようになっていて、中には緊急時に必要な物が複数入ってあるので、有事には自由に利用可能です。

頂上から見渡した公園と穏やかな海

こうして見ると公園の広さも分かるし、海も近い事から大津波の恐ろしさも良く分かります。　あそこから大津波が押し寄せてきたらタマッタもんじゃないな･･･

何かあった時は迷わず、ここに避難して来ましょう。

避難丘の近くには、野球場とサッカー場もあり、インターネットからの予約で利用可能となります。

避難丘や球場の周りは、中央広場とアスファルトで整備された歩道があるので、良い感じのウォーキングコースになっています。

カルガモ親子が歩道をトコトコ横切って行ったので、驚かさないうように立ち止まって景色と同化しながら　通り過ぎるのを待ちます（笑）

公園内は非常に綺麗で、歩道や芝生も全てが、綺麗に管理されている印象なので、お散歩するのも気持ち良く出来そうです。

トイレも複数個所にあるので、風が強くてトイレが近くなりそうなので助かります。

東日本大震災で亡くなった方々の慰霊碑があったので、お散歩の足を止めて　手を併せてご冥福を祈ります。

二つですが遊具も有るので、子供もしばらくは退屈はしないでしょう。

広さ的にもう少し有っても良かった様な気もするんですけどね。

公園内の歩道をぐるっと一周するだけなら、そこまでの距離ではありませんが綺麗な公園なので、周回するとしても気持ち良くお散歩が出来ると思います。

子供を連れて来て遊ばせる事も　スポーツを楽しむ事も緊急時に避難する事まで出来てしまうので、本当に様々な用途で利用する事が出来る総合運動公園です。