五色沼湖沼群

福島県耶麻郡に位置する五色沼湖沼群とは、毘沙門沼、赤沼、深泥沼、弁天沼、瑠璃沼、青沼、柳沼からなる沼の総称で、それぞれ違う特徴をもち　天候や太陽光の加減で、違った色に見える事もあり「神秘の湖沼」とも言われています。

1888年に裏磐梯にある磐梯山の噴火によって岩雪崩が川をせき止め、数百もの湖沼が形成され、そのうちの数十の湖沼群が「五色沼湖沼群」と呼ばれる様になった。

2016年には、ミシュラン・グリーンガイド1つ星に認定されています。

米沢猪苗代線を走り「裏磐梯ビジターセンター」を通り過ぎると無料駐車場が見えて来ます。

車を停めれる場所は他にもありますが、五色沼周辺を散策するのには、一番大きい毘沙門沼からも近く　レストハウスや、売店、カフェ等もあるここを拠点にするのが、ベストだと思います。

「磐鏡園五色荘売店」

ここの広々とした店内で、お土産を購入したりトイレも利用可。

レストハウスも併設されてあるので食事も取れるしお土産も購入でき、直ぐ近くにはカフェもあるのでファーストフードやデザートも頂けます。　散策を始める前や、終えた後の休憩ポイントとなります。

中央の広場に出て　ここから散策がスタート。

沼は間もなく見えて来ます。

「毘沙門沼」が目の前に広がりますが、さっきまで天気が良かったのに、あいにくの曇り空。　お日様が差していたら、もっと綺麗な沼を拝めたかと思うと残念な限りです。

正直天気が悪いのでは五色沼の醍醐味が半減です。

･･･天気予報に騙された･･･

とまぁ、そんな事を言ってもしょうがないので散策を楽しむ事にします。

沼のほとりには、有料の手漕ぎボート乗り場。

天気は悪かったけど訪れた時期は11月末だったので、まだまだ紅葉は残っており、その時期に合わせれば、紅葉スポットとしても素晴らしい場所でしょう。

沼を眺めるだけでは無く、周辺は舗装された遊歩道が整備されているので、悠々とお散歩を楽しめます。　もちろん沼の周囲を囲むように遊歩道が有るので、沼を遠巻きに眺めながらの散策は、なかなかのものです。

天気さえ良かったら本当に最高だったのに・・・

全てが舗装されている遊歩道ではありません。

でも広い場所なので、道なんて関係なく子供達は、走り周って遊んでいました。

沼の近くまで歩いていってみると、土が水分をかなり含んでいる為に、想像以上に柔らかくて足が少し沈んでしまうので、少々ビックリしてしまいました(汗)

薄い靴を履いていると、足が濡れちゃうかも知れないですね。

本当はもっと歩きたかったのですが、雨が強くなって来たので、残念ながら今回はここで引き上げます。　五色沼全体の散策は、天気のいい次の機会に･･･本当に残念！

五色沼は５つの沼というわけではなく、様々な色彩を見られる事から「五色沼」という名前がつきました。色が異なる要因は、天候や季節、見る角度、水中に含まれる火山性物質などによると言われており、四季や天候、時間帯などによっても、様々な色にみえるので、今度来る時は是非天気のいい日に訪れてみたいです。

そして出来るなら、一度だけでなく何度か来てみたいですね。

散策路としても　今回は全てを歩いた訳では有りませんが、距離そこまでも長くもなく比較的なだらかな道なので、適度な運動になるんじゃないでしょうか？

何より野鳥観察や紅葉に雪景色･･･様々な季節に様々な楽しみ方が出来ると思います。