岩手県花巻市の名所である花巻温泉
この場所には国内外から多くの人が訪れますが、その温泉街の一角にある花巻温泉バラ園もまた名所の一つ。
1960年に開園したこのバラ園は、広さ約5000坪の敷地に約450種6000株のバラが植えられていて訪れる人の目を楽しませてくれます。

無料駐車場は数ヵ所あり、充分な収容台数も確保されています。

駐車場からすぐ近くに、正面ゲートがあるので窓口でチケットを購入して入場。
時期によって価格は変わりますが、Webで前売り券を事前購入しておけば、更に安い価格で入園できます。
シーズン外なら無料。


園内は小高い丘になっていて 緩やかな坂道や階段を登って行く事になりますが、その分だけ見降ろしても見上げても素晴らしい景色が待っているので、これはこれで良いですね。

遊歩道もしっかり整備されているので、園内は非常に歩きやすくてバラの香りが漂う中 気持ち良く散歩できると思います。

さっき歩いたばかりなのに、何度も歩きたくなる総延長100mのバラのトンネル。



園の中央には、恋人の聖地とも言うべきハートのオブジェや鐘がある絶好のイチャイチャポット。
その正面には、ひな壇上にベンチが並んでいるので、ここでイベントなんかも行われるんでしょうか?
ただ涼むだけでも、バラ園を眺めるだけでも良いですが、イチャイチャしてる人達を眺めてあげましょう(悪趣味)

そのお隣には軽食を頂けるエリア。
バラ園に来たからには、ゆったりとバラを眺めながら食べるバラソフトがお薦めです
完売だったので、僕は買えませんでしたが。

それにしても どこを歩いても良い眺め&良い匂い
園の一番高い場所に繋がる階段を見つけたら登らずにはいられませんね。

高台から眺めるバラ園は、絶景の一言
噴水も園の美しさに拍車をかけていますが、向こう側に見えるホテルも良い感じ。

園内にはビニールハウスが3つ設置されてあり、その中にも沢山バラがあるので、少し暑いかも知れませんが、是非とも見て下さい。

かの有名な宮沢賢治が、設計した日時計花壇。


「バラの泉」
奇麗に区分けされたエリア内でも多くのバラを鑑賞する事が出来ます。

高台の上からでも一際目立っていたこの噴水
噴水池に浮かぶ沢山の大きなバラも良いですが、美しいバラを背景にした噴水は最高の撮影スポット。

歌手の倖田來未さんが命名したという「ラムのつぶやき」というバラも有りましたが、鮮やかな黄色で透明感もツヤもあり これは本当に奇麗でした。

そしてまたもや出てきた宮沢賢治の名前
この花壇も宮沢賢治が設計したそうで、才能のある人は何でも出来るんだ・・・と改めて驚かされますな。


美しい花を咲かせる沢山のバラですが、このバラ園にはもう一つの楽しみ方が有ります。
期間内に19:00~21:00に行われるライトアップ&イルミネーション。
もし両方を見たいのならば、昼からそのまま夜まで居るという事は出来ないので、17時には一旦退場してから19時に再来園する必要はありますが、その価値は充分にあるでしょう。

特にこの噴水は、最高のスポット
周囲のイルミネーションが美しいのは当然ながら、華やかに照らされた噴水の美しさは格別で、何とも言えない幻想的とすらいえる空間が広がっています。

全体的にはイルミネーションは物凄く奇麗なんですが、バラの泉に関しては泉の深い青をイメージしてるんでしょうが青が強すぎてバラ本来の美しさも損なわれてるような気がするのは、僕だけでしょうか


とは言っても美しいバラと奇麗な花壇
そこに加えての周囲に漂うバラの香り
そして工夫の凝らされたイルミネーションは、本当に奇麗で飽きる事なく 2周くらい園を周ってしまいました。
残念なのはトイレは有るには有るんだけど、園内ではなくゲートを出た脇にあるので、トイレに行く場合は一旦 園から出ないといけないんですよね(勿論再入場は出来ますが)
しかし温泉街の中にある花巻温泉バラ園は見応えも充分なので、近くにあるホテルに宿泊して 昼にバラを見て、夜には温泉に入ってイルミネーションを見に来るのも良いかも知れません。
実際に夜には、浴衣姿のお客さんも多くいました。
近くには免税店も多く 観光地として外国人観光客が多いのも印象的でしたが、歩きやすいし、目の保養にもなるし本当に良いバラ園でしたね。
まだ来た事が無い人は、是非とも一度は訪れてみて欲しいです。
郵便番号 | 〒025-0304 |
住所 | 岩手県花巻市湯本第1地割125 |
電話番号 | 0198-37-2111 |
入場料 | 5月下旬~6月下旬:1,000円 6月下旬~10月上旬:500円 10月上旬~10月中旬:800円 子供無料 ※期間以外は無料 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
休園日 | 無休 |
トイレ | あり |
駐車場 | 無料駐車場あり |