福島県道・宮城県道38号線相馬亘理線を走っていると、相馬市原釜地区・尾浜地区の道路沿いに見えてくる1.6Kmにも及ぶ横長の防災公園
かつてこの地域は、漁港や観光で賑わっていましたが、2011年の東日本大震災での大津波により壊滅的な被害を受けるも その教訓を活かし「減災」の考え方に基づく多重防御の一つとして 令和2年度に、原釜尾浜防災緑地として生まれ変わっています。
駐車場は複数ありますが、県道38号線からすぐに入れるので、分かり易いし入り易いです。
駐車する場所が無いと言う事もそうそう無いでしょう。
1.6Kmの公園は、基本的に遊歩道がメインで、距離もそこそこ有るし 緩やかな坂などもあり、なかなか歩き応えのある作りになっています。
見晴らしも良く天気が良ければ、遠くの山もクッキリ見えます。
ウォーキングをするには、絶好の場所ですね。
潮風に強いクロマツも沢山植樹されていますが、これが大きくなるにはどれ位の時間を要するのでしょうか? この場所の雰囲気もガラリと変わってそうですね。
広い緑地内なので、あずま屋やベンチなども複数あり、東側に海を臨める場所も多々あります。
分かれ道もあるので全コースをあるくのは、なかなか大変かも?
この正面に見える坂道の向こう側には、車道をまたぐ橋が架かっていて、両脇の道を行くと直接車道に出るようになっています。
坂を登るとこんな感じで、少しだけ広くなっていて ベンチも設置されて有るので、道行く車と海を眺める事ができる休憩ポイント。
もちろん橋を越えた先のエリアもひたすら遊歩道。
相変わらず見晴らしは抜群。
広い公園だけあって 当然ながらトイレも複数あります。
駐車場に有るので、公園自体に用は無くとも通りすがりに利用できるのも何気に嬉しいですね。
緑地内はまたまた車道を挟んで別ブロックになっているので「福島県 相馬港湾建設事務所」の敷地を越えて車道の向こう側に入口が見えます。
そちら側にも駐車場はあるので、全部歩いていくか、そこまで離れている訳ではないけど車でサッと行くか迷いどころですね(歩いていったけど)
少し歩くと広場に出て、ベンチが沢山並んでいるので、ここから原釜尾浜海水浴場が一望できます。
しかし 海沿いなので風が強い事が多いので、春くらいだとまだまだ気温以上に寒く感じる事があるかも知れません。
大きな規模ではありませんが「多目的広場」にはスケボーなどを楽しめるエリアも。
緑地内はこれと言って 目玉になる様な”何か”が有る訳ではありません。
でも防災公園という本来の役割を考えると これが当たり前なので、混雑している事も無いので、のんびり過ごしたい人や、とにかく広いのでウォーキングを楽しみたい人からすれば絶好のスポットだと思います。
歩きながら海がバッチリ見える個所も有るし、疲れたら海や山を眺めながら休憩するのも疲れも吹っ飛びますからね。
郵便番号 | 〒976-0021 |
住所 | 福島県相馬市原釜北谷地16 |
電話番号 | 0244-26-1228 |
入場料 | 無料 |
開園時間 | 24h |
休園日 | 無休 |
トイレ | 有り |
駐車場 | 無料駐車場有り |