丸森竹灯り回廊

伊達政宗の曾祖父・伊達稙宗公が晩年を過ごした事で知られる丸森の「丸山城址」は現在 放置竹林で覆われています。

この放置竹林は環境問題や災害問題にも繋がる重要な問題なので「じゃあその竹を観光資源や産業にできないか。」という事で考えられたのが、丸森竹灯り回廊。

 

地元の人達や職人さんの手により、豊富な竹を活かして 何とも神秘的な空間になっています。

道中は該当も少なく暗いですが、国道113号を走っていると間もなく 竹林を照らす灯りが見えてきます。

仮設駐車場としてJAスタンド西側のスペースが無料で利用できます。

会場入り口から坂を降っていくと 豚汁や玉こんにゃく等を頂ける露店もあります。この日は気温が1℃しかなかったので温かい物は本当に嬉しかった!

外で食べるのも寒いので、有り難いことに露店の横には小屋があり、自由に出入りできます。 ストーブが設置された暖かい部屋で温かい物を食べれます。

令和元年の台風災害に関するパネルも展示されてあったのですが、あの災害から立ち直った丸森の人達は凄いなと改めて思いました。

ちなみに小屋の横には、仮設トイレも設置されてあります。

露店が並ぶすぐ近くには、竹灯り回廊へと繋がる道があり、一本道なのでひたすら道なりに進んでください。

加工された竹の中から暖かな光が洩れてきて 幻想的な空間をひたすら進みます。

途中からは色とりどりな提灯の案内に従って進んでいくのですが、階段も何気に竹で作られてるのが良いですね。

提灯も綺麗ですが所々ライトアップもされていて 会場に流れるBGMが、また幻想的な空間を演出してるんですよね。

加工品だけではなく竹林自体もライトアップ。

そして ここが終点。

竹で作られたオブジェと背後のライトアップも合わさって物凄く綺麗でした。

ここからは来た道を引き返すのですが、募金箱があるので可能ならば少しでも募金しましょう。

美しい竹林を守っていきたいという想いからはじまったという「丸森笹鳴りプロジェクト」

災害に繋がる放置竹林とはいえ、美しい竹林をこういった形で活かすのは、地元の人にとっても訪れる人にとっても何より自然にとっても良い事ですね。

 

道は緩やかな坂道と少しの階段で、楽な散策コースといった感じなので、防寒さえしっかりしてれば気楽に来る事も出来るので、是非一度 丸森の幻想的な夜を楽しみに来てみてください。

郵便番号〒981-2112 宮城県伊具郡丸森町矢洗92−1
住所宮城県伊具郡丸森町矢洗92-1
電話番号0224-72-6663
開催期間12月中旬
点灯時間16:30~20:00
入場料無料
トイレ有り
駐車場無料駐車場有り