宮城と福島を繋ぐ県道38号線から、少し沿岸部に向けて道を逸れた所の丘陵地にある公園。
江戸時代初期には鎖国政策が敷かれていたので、やって来る外国船を見張る為の唐船番所が設けられていた場所でもあります。
ちゃんとした駐車場はなく、もしかしたら見落としてしまうかも知れませんが、舗装されていない場所に仮設駐車場の立看板があります。
地面にロープ等の仕切りがある訳でもないので、そんなに沢山の車が来る事も無いと思いますが、適当に邪魔にならない場所に停めましょう。
仮設駐車場の脇から丘に上がっていけるので、登った先が公園になります、
カーブを描く階段を少し登りきった所には、少し開けた場所
思ってたよりは広くないみたい。
園の規模の割には、ちゃんとトイレも設置されてあります。
石碑があったので読んでみると、どうやら かつてこの地には伊達政宗が訪れた事があるとか。
伊達政宗が初めて海を見た場所としても知られているようです。
舗装された遊歩道も有るには有るのですが、何せ公園が余り広くないので、遊歩道も大した距離ではなく 散歩には余りにも適してないかも。
最初の階段さえ登り切ってしまえば、あとは傾斜は殆どありません。
ただ公園の東側には東屋があり、海も近いという事で、ここからは海が良く見えるので、ここから外国船の監視をしてたんですね。
天気がいい日だと北に、牡鹿半島まで見えてしまいます。
せっかくなので外国船が来ないか、しばらく監視してましたが船一隻通りませんでした。
「伊達政宗の座った石」
本当かいな?と思ってしまいましたが、ぶっちゃけ政宗の座った石なんか、日本中あちこちに有ると思うけど超有名な武将が座ったというだけで、何となく特別な石に見えるから不思議。
とりあえず座っといた(笑)
元々の目的は散歩で、丘の上にある公園だったので少し期待はしていたんですが、その点では少し期待はずれ。
大震災の大津波の直撃を受けた場所でもあるので、色々と思う所のある場所ではありますが、展望台にもなっている東屋からの眺めも良かったし、政宗の座った石なんかは武将ファンにはタマらないでしょうし、唐船番所もあったりと ほんの少しだけ歴史に触れる為に、この場所を訪れてみるのも良いかも知れませんね。
郵便番号 | 〒989-2111 |
住所 | 宮城県亘理郡山元町坂元浜谷地44-1 |
電話番号 | |
営業時間 | 24h |
入場料 | 無料 |
トイレ | あり |
駐車場 | あり |