1921年から2007年までの間「くりでん」の愛称で親しまれ、地元民に利用されていた「くりはら田園鉄道」
2007年に全線が廃止されたのですが、営業当時の貴重な資料等を保存・見学が出来る「くりでんミュージアム」があり、道路を挟んで向かい側に有るのが、くりはら田園鉄道公園です。

現在は使われてない旧若柳駅があり、こちらも無料で見学する事が出来ます。 昭和を思わせる駅で、改札を抜けると片道約900メートルの距離をかつてくりでん営業時に使用されていたKD95(ディーゼル気動車)で走行する乗車会も定期的に行なわれています。(300円)

公園には駐車場は2か所あり、乗車会に来た人は基本若柳駅隣の駐車所を利用する事になります。 公園やくりでんミュージアム目的で来た人も勿論止める事は出来ますよ。

そして公園の入り口正面にあるのが、こちらの駐車場で公園、くりでんミュージアム、旧若柳駅のどこを目的にするにしても こちらがアクセスしやすく、無料で止める事が出来ます。

駐車場には物産館も併設されており、中では名産品や地元の工芸品などの土産があり、食事を取る事も出来ます。

駐車場を進んでいくと公園に入り 目の前に広がるのは芝生広場。 散歩をするのにも子供を遊ばせるのにも充分な広さです。
芝生広場の周囲には、整備された歩道も作られています。



歩道を散歩すると柵を挟んで向こう側には、実際に使用されていた若柳駅のホームと線路と電車が見えます。 あれは乗車会など実際に使用される物ですね。

歩道脇には踏切のオブジェ(実際に使用されていた物?)

公園の一番奥には、子供が大好きな複合遊具
公園内では一番大きな遊具なので、自然とここに公園内の全ての子供たちが集まって来て、基本的に子供達で大混雑しています。

公園の向こう側を見てみると何とも言えない のどかな田園風景が広がり ほのぼのとした気分で、お散歩を楽しむ事が出来ます。
”くりはら田園鉄道の名に偽りなし”って感じです。

決して大きな公園では無いので、散歩をしていても疲れる事は無いでしょうが、歩道脇には勿論ベンチやあずまや等もあるので、ちゃんと休憩ポイントは整備されています。
子供を連れて来る人は、おそらく大量の待ち時間が発生するでしょうからね。

こちらが道路を挟んで向かい側に有るくりでんミュージアム。
本当はこちらも紹介したい所ですが、屋内施設は当ブログの趣旨とは離れていますので省きますが、くりでんに興味のある人や歴史を知りたい人は、是非訪れて見て下さい。 様々な資料や体験コーナーがあり楽しめます。 こちらは入場料は一般500円、子供は300円。
公園の方は無料なので、お間違いのない様に。
ここまで来たのならミュージアムの方にも 足を延ばすのが一番いいかと思いますが、公園だけの利用でも”くりでん”の歴史に触れる事が、僅かながらも出来るので楽しむ事が出来るんじゃないでしょうか。
郵便番号 | 〒989-5501 |
住所 | 宮城県栗原市若柳川北塚ノ根17-1 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 24h |
電話番号 | 0228-24-7961 |
駐車場 | 無料駐車場有り |