多賀城あやめ園

多賀城跡の一角に位置する多賀城跡あやめ園。

約2万1千平方メートルの広大な敷地に、800種300万本のアヤメ、カキツバタ、ハナショウブが植栽されており、何と入場無料で誰も自由に出入りできます。

駐車場も広く自由に停めれるのですが、６月に「多賀城跡あやめまつり」が催されるので流石にその時期の休日にもなると、やはり少し混雑します。

その時期に限り300円の駐車料金は徴収されますが、車道を挟んだ多賀城市中央公園のサッカーグラウンドを臨時駐車場として解放しているので、距離もさして変わらないし最初からそちらに停めた方が良いかもしれません。

駐車場脇には、あずま屋とトイレが設置されてあります。

駐車場の周囲には、遊歩道が整備されており、長距離では無いにせよ軽く散歩を楽しむ事も出来ます。

あやめ祭りの時期には、遊歩道に囲まれた中央広場で露店も出店しているので　お祭好きとしては、それだけでウキウキ。

ちゃんと飲食スペースも設けられています。

駐車場から少し歩くと見えて来ました。

既に多くの人がアヤメを鑑賞に来ており、当然ながらカメラを手にしてる人も多かったですね。

園内はなかなかの広さで、歩道がありその周りに沢山のあアヤメが植栽されているので、のんびりと目の保養をしながら園内を散策できます。

僕は散歩や散策が好きな人間なので、険しい山道や坂道をしょっちゅう歩きに行ってますが、平坦な道を綺麗な花を見ながら　のんびり歩くのも良い物です。

この近辺は公園やコンビニはありますが、比較的静かな場所なので、のんびりとお散歩出来ると思います。

こういう場所は、お子様たちは絶対に無駄に走り抜けて行きます。

落ちない様にね

歩くのに疲れたら　あちこちにベンチも設置されてあるので、少し一休み

アヤメと言えば紫のイメージがありましたが、色々な種類があって　結構色とりどりなんですね。　お花には無知な物で、これで少し賢くなりました。

どうせ来るのならアヤメが咲いている時期に来るのが一番ですが、それを関係無しにしても純粋に、散歩だけを目的に来ても良さそうです。

小高い丘も２か所あるので、そちらにも登って行く事ができます。

丘の上には多賀城の歴史が刻まれた石碑がありますが、国の重要文化財にも指定されている貴重な物です。

更に丘の上には、多賀城創建1300年にあたる令和6年の完成を目指して、多賀城南門の復元工事も行なわれていました。無事に工事が完了して　公開されたらもう一度見に来なきゃ。

門だけですが、これがなかなか立派なんです。

ここが完成したら、アヤメの季節以外も賑わいそうですね。

普段は余り見る機会の無い沢山のアヤメを眺めながらの散歩は、まだ６月で気温的にも涼しい事も有り　気持ち良かったです。

散歩コースとしても広大な土地に平坦な道が多くて　ちょっとした丘もあり　適度な運動になりました。　違う季節に来たら　どんな景色がみえるのか・・・そこも気になるので、時期をずらしてもう一度訪れてみたいですね。

毎年6月中旬から6月下旬には「多賀城跡あやめまつり」も開催され、週末には、ステージイベントや子供向けの体験コーナーなど、露店もで出たり様々なイベントも開催されます。

あやめばかりが注目されがちですが、脇には紫陽花なんかも綺麗な花を咲かせています。

夜にはライトアップ等の演出もあり、一見の価値アリですね。