仙台市の丘陵地の南端に位置する標高120mの大年寺山を中心として、豊かな自然はそのままに、市指定文化財の大年寺惣門や伊達家墓所の無尽灯廟等を保全活用した公園。
急領地にあり、結構な坂道を登っていかなければならないし、車で行くにしても道が狭い所も多々あるので、少しだけ大変かも知れません。
公園内を車で進める一番奥まで行けば、テレビ塔が見えてきて その真下にあるのが「無尽灯廊駐車場」。
広くはありませんが、そこまで混む事もないので普通に駐車できると思います。
公園内は遊歩道として舗装されており、草花もあちこちに植えられているので、気持ち良く歩く事が出来るでしょう。
市指定文化財の「無尽灯廊」
仙台藩4代藩主伊達綱村は元禄10年に、大年寺を建立し、伊達家の菩提寺としました。 綱村の没後、大年寺山に墓所が設けられ、その後の藩主達が葬られた後に、無尽灯廟と名付けられました。
3月20日~11月30日(9時30分~15時30分)までの毎週土曜日、日曜日及び祝日が、一般解放されており自由に見学可能。
2022年現在は、地震の影響で墓石が倒れてしまっているので、門の外から見る事は出来ますが、危険につき中には入れません。
園内を散策すると、ほとんどの場所から見えるテレビ塔。 その周囲もグルリと廻れますが、勿論フェンスの中には入ってはいけません
園内も広いので、歩き疲れて休憩したい時には、あずまやも幾つかあります。 のんびりと読書をしてる人も居ましたね。
園内の車道沿いにあるトイレ
園の北側には、舗装されてない場所も。
その先には階段があり「展望広場」となっています。
そこからは、仙台の街中がしっかりと一望出来ますが、自然と仙台の街並と青い空が良い感じです。
公園の一角には「仙台市野草園」もあり、こちらは有料施設となりますが、四季折々の大年寺山の自然を味わう事ができるでしょう。 ここを利用する際は「野草園駐車場」を利用するのが便利だと思います。
そして外から公園に入れるもう一つの入り口となるのが「大年寺惣門」
元禄10年に仙台藩四代藩主伊達綱村公が開いた黄檗宗の禅寺。 綱村公以降の霊廟を司る有数の大寺院でしたが、明治維新後に取り壊され、現在ではこの惣門が唯一の建築遺構として貴重な市指定文化財となっています。
国道286号線から来る事が出来ますが、ここには駐車場がないので、車で訪れた人は上まで登っていって「野草園駐車場」か「無尽灯廊駐車場」を利用するしかありません。
門を潜ると目の前には、255段もの一直線の石段があり、運動不足の身体にはちと答えますが、ここを登りきると公園内に繋がっています。
ここを往復して運動してる人も居たので、是非見習いたい所(たぶん無理)
仙台の街をも一望できるこの大念寺山公園は、野草園は勿論の事ですが、公園も全体的に緑に囲まれた自然がいっぱいの癒しの空間です。
遊歩道含めて255段の石段は”ちょっとした運動”には、充分過ぎる程の運動が出来るので、公園が広い事もありますが適度なウォーキングどころか、トレーニングでも出来る程の公園になっています。
郵便番号 | 〒982-0843 |
住所 | 宮城県仙台市太白区茂ケ崎 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 24h |
電話番号 | 022-222-2324 |
駐車場 | 無料駐車場有り |