水没林

山形県米沢市万世町の水窪ダムのダム湖で見れる景色で、ダム湖の水が多い時が見頃の湖に沈んだ林 ”水没林”。

勿論地名ではありませんが、Googlマップにも水没林と表記されています。

”東北中央道”と並行して走る 13号線から376号線に入って 更に脇道にそれて狭い道を少し走った所の 東北中央道のほぼ真下に位置します。

376号線からでも見る事は出来ますが、これはあくまでGooglマップ上での場所と言う事です。

小さな墓地がある所が目印。

その隣の突きあたりに、駐車場と言う訳ではありませんが、駐車スペースは一応あります。 観光客で溢れているいると言う事は無いので、簡単に車を停める事は出来ると思います。

ここに来る前に376号線で車を停めながら、道路の上から眺めている人も居ましたが、近くでみたいのなら やはりこちらがベストでしょうか。

ここは散策ルートと言っても良いのか、フェンスの隣から坂道を降っていって湖に近づく事は出来ます。

手摺がある訳でも無ければ足元がきちんと整備されている場所でも無いので、降りる時は充分に気を付けて下さい。

坂を降りて来ると、直ぐに湖のほとりに。

やはり水際には、ゴミや木の枝など漂流物が流れ着くので、水面すらまともに見えず お世辞にも綺麗とは言えません。

正面にはダム湖に沈む”林”の姿が見えます。

水が綺麗では無いので、見方によっては単なる地面にも見えて背の低い木が生えているだけに見えるかもしれませんが、そんな事はありません。

ちゃんと水没している林です。

どこのダム湖でも見れる景色では無いので、なかなか貴重な風景。

更に右手の方に、少しだけ進んで行く事も出来ました。

でも決してここは正式な観光地でもなければ、散策路として整備された場所でも無いので、手摺や舗装された地面等は無いので、本当に充分に注意して歩いて下さい。

歩いていたら、いつの間にか栗を踏んづけていたらしくて 靴底に思い切り突き刺さってました・・・

新しい靴なのに!!

先ほど車で走って来た道を少し 歩いて戻ってみると・・・

ガードレールの切れ間から、階段が伸びていました。

釣り人がいたから「どこから入ったんだろう」とは思っていたら、ちゃんと広場に出れる場所がったとは・・・

ただ やはり綺麗に整備された階段では無いので、降りて行くには注意が必要。

階段さえ降りてしまえば、後は広い所からゆっくり水没林を鑑賞する事が出来ます。 最初からこっちから見れば良かった・・・と思っても後の祭りでした。

真上に高速道路は通っていますが、観光地では無い場所なので人気も無いし周囲は整備もほぼされていないので、ここを訪れる事はそれ程お勧めはしませんが、それでも水没林と言うのは、見れる場所が限定されているので無理のない距離ならば一度は来て見るのも良いかも知れません。

 

同じ山形にある白川湖の水没林に比べると 知名度も規模も美しさも劣るかも知れませんが、それでも貴重な物を見れました。

郵便番号〒992-1121
住所山形県米沢市万世町刈安707
入場料無料
営業時間24h
トイレなし
駐車場なし(駐車スペースはあり)