かぐや姫公園

１度聞いたら忘れないであろう、なかなかインパクトのある名前ですが、名取市愛島の丘陵地を整備して作られた公園。

その存在を知って車で行って　住宅地の中に公園は発見できたのですが、車を止めようとグルグル周ってみて公園に駐車場が無い事に、初めて気が付きました。

そこそこ大きい敷地の公園なのに、駐車場位は作るべきだと思うんですが、住宅地の中に有る公園なので、あくまで地元の人の”憩いの場”という目的で作られたんでしょうか。

かぐや姫公園の正面の入口がこちらですが、近所の子供達の遊び場として頻繁に利用されている様ですね。

遊具はこれだけです。

長い滑り台は、子供は喜ぶでしょうし、住宅地の中にこんな滑り台があったら嬉しいでしょうけど、もう少し遊具の種類を増やしても良い様な気がします。

水飲み場はあるけど、トイレや手洗い場が無いのも少し不便ですね。

滑り台の横の階段から、丘陵地に上がっていきます。

大きい範囲ではありませんが、舗装された歩道があり　ここから散策コースに繋がります。

あずま屋にベンチがあるのは良いけど、整備が行き届いていないのか、今たまたまかも知れませんが、雑草が伸び過ぎて　ベンチが埋もれちゃってます。

このベンチに座りたい人は居ないでしょう。　ここは残念。

丘の上なので見張らしは良いです。

舗装されているエリアを抜けると　ここからは自然の散策路が待っています。　左手には竹林が見えます。

なるほど。だから「かぐや姫公園」なんですね。

竹林の中の散策路と言うのは、なかなか神秘的で良いかも。

名取の住宅地のど真ん中で、整備された竹林を歩けるのは、散歩コースとしては良いと思います。

整備された遊歩道は勿論　自由に歩けますが、竹林の中は基本的に関係者以外立ち入り禁止です。

竹林なので良く見ると　直ぐに手が届く場所にも竹の子が生えてますが、当然の事ながら採るのは厳禁です。

竹林の遊歩道を進むと「名取大塚山古墳」が見えて来ます。

作られた時期こそ不明ですが、全長90mの県内でも4番目の大きさの前方後円墳だと言うから、ちょっと驚き。

古墳の上に登れるようになっていて、短い距離ではある物の少々傾斜のきつい道を進んで行く事になりますので、転落などしないように充分に気を付けて下さい。

古墳の上に到着

歴史を感じさせる石碑が建てられています。

古墳を降りて先に進むと分かれ道が有りますが、ここは正面に行くと車道に出てしまうので、ここまでの様です。公園の仕切りとかは無いんですね。

ちなみに左に折れて道を少し進んで行くと･･･行き止まり？道？

道だよな・・・

少し微妙かなと思ったのですが、道だと信じて進んでみる事にしました。

散策路などはどう見ても無くなっていて、完全に竹林の中･･･

ここが、さっきの立ち入り禁止区内と言う事に気が付いて、引き返しましたけど・・・だって普通に道っぽい物があったから、普通に入れる所かと思うじゃんかよ！！

公園入り口から階段を登った所で、別ルートもあり違う散策路も進めます。

坂道も多いですが、道は全体的に歩き易いと思います。

公園中央には、お手入れが行き届いている砂利道の庭園も有ります。

ちなみに途中で一本だけ　物凄く金色の竹を見つけましたが、これ切ったら絶対中に「かぐや姫」とか何か入ってるやつ？

このかぐや姫公園は、住宅地の中に有りながら　竹林の中を歩く事が出来る貴重な空間で、リフレッシュするには持って来いの場所だと思います。

散策路としても決してキツい道でも無く、全体的に適度に歩き易い道ばかりなので、地元住民の憩いの場所となっているのでしょうね。

ただ残念なのは、それなりの大きさの公園なのに、駐車場とトイレも無い事でしょうか。　水飲み場はありますが、子供達が遊ぶ事も考えたら手洗い場くらいは欲しかった所です。