馬の背

宮城郡利府町にある松島湾を展望できる観光スポットの一つ。

そこまで有名な場所ではないと思いますが、天然の桟橋「馬の背」と呼ばれるこの場所は、他では見れない景色が広がる一風変わった場所です。

国道45号線から脇道に入った所にあり、最初から存在を知らないと、まず通りすがりに目に入る事が無いので、これまで知らずに通り過ぎた人は多いでしょう。

専用駐車場と言って良いのか、車を旋回させる為のスペースかも知れませんが、一応ここに駐車して、あとは徒歩で進む事になります。

そこまで収容台数は多く無いので、無理な場合は周辺の路肩が広くなっている場所に停めるしかありません。 ただ 何処も余り広くは無いので邪魔にならない場所に。

この入口なんですが、写真ではイマイチ分かり難いですが、この坂道がなかなか急勾配で手摺が有るので、是非活用しましょう。

雨上がりの日なんかは、止めておいた方が無難です。

分かれ道もありますが、素直に「馬背」の標識に従いましょう。

違う道に行っても何も有りませんから。

馬の背に到着

確かに馬の背中・・・と言うか馬のお尻から尻尾の様な形ですね。

長い年月の波の浸食によって現在の形が形成されたと言う約250mほどの天然の桟橋。

後数百年もすれば、またガラッと形が変わってるんでしょうか?

先端まで渡る事が出来ますが、御覧の通り道幅は狭いので、自信の無い人は止めておいた方が良いかも。

間違って海に落ちでもしたら、場所によっては這い上がって来る事も出来ないし、下手したら誰にも発見すらされない可能性もあるので、サンダル履きなどの軽装ではなく、ちゃんとした運動靴で自信のある人だけ、渡る様にして下さい。

岩の足場なので、勿論 天気のいい日である事は絶対です。

道中でふと右手を見ると、馬の背を小さくしたような「子馬」が見えました。

馬の背の入口こそ、狭い道になっていますが、途中からは道幅も広くなってきます。

しかし海に向かって傾斜のついている場所もあるので、注意は必要。

ようやく馬の背の最南端に到着!

手摺などは一切無いので、危ないから余り端まで行かないように。

確かにここまで来るのに、多少の危険な箇所はありますが、そこから見る松島湾は、正に日本三景の景色。

 

永い年月を掛けて自然が作り出した自然の桟橋を渡る機会なんて、そうそうあるものでは無いので、冒険気分で楽しい散策ではありました。

もう少し松島の観光スポットとして、有名になっても良い場所だとは思うんですけどね。

 

必要以上に人の手が加えられていないのは良いんですけど、欲を言うならせめて駐車場として、もう少しどこかでスペースで確保出来ないものか・・・

郵便番号〒981-0101
住所宮城県宮城郡利府町赤沼櫃ケ沢
入場料無料
営業時間24h 
電話番号 
駐車場なし(駐車スペースあり)