長老湖

南蔵王の名峰不忘山のふもとにある湖

ここに行くには、ひたすら山道を走らなければなりませんが、整備されている道ばかりなので、それ程険しい道も細い道も余り無いので、どこから行っても比較的楽に行けるでしょう。

南蔵王七ヶ宿線から長老湖の駐車場へと続く道があるのですが、ここは少し細いので譲り合いの気持ちが大切です。

駐車場には充分な収容台数と トイレも設置されてあります。

駐車場から少し歩くと直ぐに長老湖が見えて来ます。

この日は風が無い事も有り、湖面が物凄く穏やかで 湖の向こうに見える山を映し出していて素晴らしい眺めでした。

来るのなら風の無い日が、絶対にお勧めです!

湖の脇には遊歩道への入口

ふむふむ 1週40分ほどか・・・これ位なら丁度いい運動になりそうなので、張り切って出発しますか。

木々の隙間から見える湖面はやっぱり穏やか。

湖の周りに沿うように遊歩道が設置されてあり、適度な坂道と階段が複数あります。

運動量としては良かったのですが、失敗だったのは前日の雨で地面が思いの他ぬかるんでいた事・・・思いっきり足をぬかるみに、突っ込んでしまった・・・

風が無いのは良かったけど、雨上がりの日は止めた方が良いです(笑)

足場がかなり狭い所もあるので、注意が必要。

山側の方なら良いですが、崖の方に落ちて行くと長老湖にボッチャンしてしまいますので、もし正面から人が来たら やはり譲り合いの気持ちは大切です。

相変わらず狭い道が続きますが、歩道部分にまで草が生い茂っている事は無いので、まだ歩きやすい方ではあるかと思います。

細い丸太を3本重ねた橋も複数あるので、ここも少し注意。

何せ丸いので少し歩き難いし、雨上がりだと滑る事も有り得ます。

橋の幅が狭いので、もし下に落ちてしまったら高さは無いので大きな怪我にはならないとしても、小川に落ちれば びしょ濡れになっちゃうので、残りの遊歩道散策は一気にやる気が無くる事間違い無しです。

途中で柵が貼られている個所も有ります。

「危険ですから近寄らないで下さい」と書いてありますが、この標識を読む為に近付いてしまいました(だって目が悪いんだもの)

急に水が流れて来る事があるそうなので、近づかないようにしましょう。

人工の水路もありましたが、かなり流れが早かったです。

ここからは今までとはうってかわって かなり広い道

ただ湖から少し離れていく様な気がしないでも無いので、違和感も有りましたが・・・

あれ 遊歩道は終わり?

なにか普通の道に出ちゃったんですけど・・・

道を間違えたのかなとも思いましたが、分かれ道なんて無かった筈だし湖を一周コースの筈なんだけど・・・何故?

今更引き返すのも何だかな・・と思いそのまま進むと完全に車道に出ました。

こういうもんなのかなと無理やり納得しながら、とりあえず車道をひたすら歩く。 グーグルマップで、駐車場の方角を確認しながら歩きます。

この時点で湖からは結構離れているので、かなりの距離を歩く事を覚悟しながら歩いたのですが、グーグルマップで観てみると近道は無さそうなので、湖をかなり遠回りしながら1週しなきゃいけない様です。

戻れば良いんだけど、僕の散策に逆戻りの辞書は無いのです(意味ワカランけど)

 

しかし こんな街灯も無い様な場所で暗くなっちゃったら少しヤバイので、やや早歩きで進みます。

どこで間違ったんだろう?

すると車道の脇に、長老湖へ続く遊歩道の入口発見!!

これは助かった・・・このまま車道を遠回りしながら歩いていくと 駐車場に戻れるのは、いつになるか分からなかったので、ここから湖周辺まで行ければ、かなりのショートカットになります。

こっちの遊歩道は、地面がきちんと整備されていて石畳になっていました。

しかし さっきまで歩いて来た車道は結構な降り坂だったので、その分こちらの遊歩道は結構な登り坂の連続。

近道出来るのは良いけど、さすがに少しお疲れ

しばらく歩くと長老湖のほとりに出て来て 見覚えのある小屋が近くにあります。

どうやら駐車場の直線状のルートに出て来たようで、無事に帰って来れて一安心でした。

 

遊歩道を歩いていて「???」な部分はありましたが、天気が良くて風の無い日に来れば、湖に逆さまに写り込む景色は、本当に綺麗です。

ブナの林と美しい湖から織りなす美しい景色は、11月頃の紅葉の季節にくれば目の前には、もっと絶景が広がるのでしょうね。

郵便番号〒989-0508
住所宮城県刈田郡七ヶ宿町長老
入場料無料
営業時間24h
電話番号0224-37-2177
駐車場無料駐車場あり