鳴子峡

宮城県大崎市にあり、大谷川の浸食で刻まれた深さ100mに及ぶ大渓谷は、秋になると紅葉で色とりどりに染められ、その景色は県の内外から訪れた人々を魅了する宮城県を代表する紅葉の名所。

国道47号線をひたすら走って行くと入口が見えて来ます。

47号線沿いには、鳴子峡の入口から少し離れた場所にも複数の無料駐車場がありますが、紅葉のシーズンにもなると すぐにどこも満車になってしまいます。

鳴子峡入口付近にも大型駐車場はありますが、こちらは有料で500円。

ただ無料駐車場は場所的に離れているので、鳴子峡入口まで歩いて行くのが嫌だと言う場合は、素直に有料駐車場を利用しましょう。

係員が居るので、空いてる場所に誘導してくれます。

駐車場付近には、所狭しと屋台が立ち並びます。

紅葉シーズン限定ではありますが、やはり出店が並んでいるとウキウキしてしまいますね。 紅葉に興味の無い お子様なんかは、多分こちらがメインになるんでしょうね(笑) 

「鳴子峡レストハウス」では、お土産を購入したり、食事やソフトクリームを食べたり ベンチ等も複数あるので、散策に疲れた時の休憩や腹ごしらえに最適。

トイレは駐車場にもありますが、レストハウス内にも有ります。

レストハウスの横は展望デッキになっていて ここから宮城県を代表する紅葉スポットを眺める事が出来ます。

皆さん考える事は同じなので、やはり写真を撮る為のベストスポットの取り合いにはなってしまいますが・・・是非芸術的とも言える大自然を堪能してください。

10月中旬~11月上旬にかけて深さ100mの大渓谷が、紅葉で埋め尽くされるので、見晴台からの眺めは絶景の一言。

渓谷の向こうに掛かっている大深沢橋の陰で、この鳴子峡の大渓谷が更に”良い絵”になります。

これと似た様な写真は、テレビや本で観た事がある人も多いでしょう。

余りにも有名な撮影スポットです。

レストハウスの裏側は広場になっていて、そこには展望台も設置されてあるのですが、広場から見える景色だけでも既に素晴らしい紅葉が広がっています。

一番奥にはステップを上がる見晴らし台があります。

ここの見晴らし台からの眺めも素晴らしく、下を見ると少し木の枝で観難くはありますが、下にはトンネルがあり線路が通っているので、運が良ければ紅葉の中を走る電車を見る事も出来ます。

渓谷に立ち並ぶ豊かな大自然が、赤や黄色に染められ本当に良い景色。

この絶景を見る為に、シーズン中の休日は常に混雑しています。

レストハウス付近の見晴らし台から眺めるだけではありません

入口付近には「鳴子峡遊歩道」が整備されていて 渓谷に降りて行く事も出来ます。見ての通りここからはひたすら階段と坂道を降りて行き、帰りは来た道を登って来る事になりますが・・・

体力に自信の無い人は止めておいた方が良いかも。

往復で30分ほどですが、急な階段も多く中々大変。

ひたすら降りの階段なので、行きは良い良い 帰りは辛いです。

日頃の運動不足を紅葉を眺めながら解消するのも良いかも知れませんが、筋肉通になっても責任は持てません(笑)。

ただ全ての遊歩道に、手摺が設置されているので、無茶な事さえしなければ転落などの危険は無いので、お子様を連れて行っても安心ではあります。 帰りは抱っこさせられて階段を登らされた記憶がありますけどね(笑)

川が流れているので水の音を聞きながら 道中に見える紅葉を眺めるのも良いですが、小さい滝も見えました。

ここが終点。

以前はここから先にも行けた様ですが、2011年の大震災以降 ここから先は通行止めになっているので、当分の間はここでまで来たら引き返す事になりそうです。

でもせっかくここまで降りて来たのだから この大渓谷をじっくり眺めてから帰りましょう。

この場所は大深沢橋のほぼ真下なので、珍しいアングルからの大深沢橋も拝めてしまいます。

以前進めたのは、左側の崖沿いにある小道

この景色も実に良い景色なんですが、ここからは進めないので、ここでUターンして降りて来た道を登って帰ります。 しかし これがなかなかハード。

ちなみに、大深沢橋の上も絶好の撮影スポットで、ここからも最高の絶景を目に焼き付け、カメラに収めれちゃいます。

大深沢橋を見晴らし台から眺めるのも良いですが、大深沢橋の上から紅葉を眺めるのも また絶景なので、カメラを持った方々で混雑している為に、撮影スポットをなかなか確保できない事が有るかも知れません。

鳴子峡入口から車道を挟んだ反対側には、約2.2Kmの「大深沢遊歩道」の入口があり、紅葉を眺めながらの散策を楽しむ事が出来ます。

時間的には約50分程かかるようですが、緩やかな坂道がメインなので適度な運動にはなるんじゃないでしょうか?

地面は落ち葉で埋め尽くされているので、フカフカでとても足に優しく歩き易いと思います。 良く地面をみると そこいらに栗がゴロゴロと転がっていたりするので、色々探しながら歩いてみるのも楽しいと思います。

地元の人のお散歩コースにもなっているようですね。

いやぁ 地元のお婆ちゃんの歩くの速いこと速いこと(笑)

勿論ベンチもあるので、決して無理をせずに。

ずっと道なりに歩いて行けば、入って来た所と同じ国道47号線に出れるので迷う事もないと思いますが、熊の目撃情報もあったそうなので、その点だけは注意が必要。

10月下旬には、ライトアップをする事もありますが(余り写真が巧く撮れなかった・・・) ただメチャクチャ寒いのに、レストハウスも閉まってるし屋台も無いし、これをウリに、お客さんを呼び込む気は無い様です・・・

(もうちょい商売っ気出してよ・・)

最も人が訪れるのはやはり 10月中旬から11月中旬の紅葉シーズンで、県内外の人は勿論のこと この美しい紅葉を一目見ようと外国人の方々も沢山訪れています。

遊歩道は少しキツイかも知れませんが、なかなか良い運動になるし何より この絶景を色々な角度から眺めれるので、やっぱり疲れるのを覚悟で行ってみる価値はあると思います。

 

山の上なので、凍結の恐れがある為に、11月下旬~4月下旬は、冬期閉鎖となりますのでご注意を。

郵便番号〒989-6100
住所宮城県大崎市鳴子温泉
入場料無料
営業時間24h
遊歩道は9:00~16:00
解放日無休
電話番号0229-82-2102
駐車場駐車場有り(紅葉シーズンのみ有料500円)
無料駐車場もありますが少し遠い
トイレ有り