昭和万葉の森

黒川郡大衡村の丘陵地にあり平成元年に開園した森林公園形式の万葉植物園

植物園としては日本有数の敷地面積で、総面積23ヘクタールにも及び、万葉植物を始めとした520種もの植物が植栽されています。

それだけの規模にも関わらず 何と入場も駐車場も無料で身体一つで気軽に訪れる事が出来ます。

バイパスから少し中に入った所の交差点を左折して入場。

駐車場はそこそこの広さですが、満車と言う事は滅多にないと思います。

駐車場周辺には、休憩やランチが出来る「万葉茶屋」があり セルフサービスですが、うどんやお蕎麦 ハンバーグ等が、良心的な値段で提供されています。

その向かい側には、トイレもあるので一度散策路に入るとトイレは有りませんので、ここでを済ませておくのが良いでしょう。

万葉集の歌に準えた草木を植え 歌の詩を冠した遊歩道があるのだが、これが約3.5kmと言う長さ。

曲がり道も多いので、一度の訪問で全ルート行こうと思ったら何度も同じ道を通らなくてはならないので、自分の体力と相談しながら 出来る範囲で散策して下さい。

全体的に坂道は多いですが、散歩しながら森林浴をするには最適かも知れません。

背の高い木が多いので日影となる場所も多く 比較的楽に歩けますし あちこちに、休憩ポイントとなるベンチも設置されています。

ただし道の片側は急斜面になっているのに、柵が無い所が多いので余り端っこの方を歩いていると斜面を転げ落ちて行く事になります。

道中 何か変な2人組を発見

こちらは笠地蔵風ですかね。

被ってるのは笊だけど・・・

昔に実際に使われていたという炭焼き窯跡がありました。

こんな森の中でご苦労様です。

これだけの敷地なので、あるのは草や木だけではなく、池も何箇所かあり 中にはデッカイ金魚が悠々と泳いでいました。

しかし こんな橋を見ると意味も無く渡りたくなってしまいます。

沢山ある松の木に混じって 昭和30年に、昭和天皇が御手植されたと言う松の木もあります。

大事に育てられてきたんですね。

でも柵で囲われてないと 絶対どれだか分からなくなる!

少々急勾配な坂道や階段も何箇所かはありますが、無理して全てを行く必要は有りません。

気軽に森林浴を楽しむのが一番です。

一通り散策を楽しんだら隣接する「万葉クリエイトパーク」へと直接 出入り出来る様にもなっているので、そちらに行くのも良いかも知れません。

もちろん体力が残っていればの話ですが。

さすが これだけの広さの植物園

今回は4月に訪れたのですが、違う季節に来ていれば また違った風景が見れたんでしょうね。

散策路としては、階段あり坂道ありで運動不足の人なら少々キツいかも知れませんが、木漏れ日の指す中で、ウグイスの声を聴きながらの森林浴は、ものすごく気持ちの良い物でした。

良い汗をかいたと言うのは、こういう感じなんでしょうね。

少しずつ時期をずらしながら、何度も来て色んなコースを歩いてみたいと思わせる散策路でした。

郵便番号〒981-3602 
住所宮城県黒川郡大衡村大衡林117 
入場料無料 
開園時間9:00~16:00(4月~10月は16:30まで)
休園日12/28~1/4
電話番号022-345-4623 
トイレ有り
駐車場無料駐車場有り