河原子ダム

白石市川原子地区にある河原子ダムは、住民の強い要望を受けて 計画から30年以上の月日をかけて昭和44年に完成した 農業用溜め池

ダムの規模としては、それ程大きなダムでは有りませんが、地域の方々にとっては無くてはならない貴重な水源です。

 

ここに来るには、ひたすら山道をグングン進んで来なくてはいけませんが、河原子ダムに侵入する道は、少し細いので対向車が来た場合は注意が必要。

とは言っても観光地では無いので、それ程多くの人が訪れる訳でもないので、のんびりと自然を眺めに来たり、散策をしたりする分には、丁度良いかと思います。

細い道の道中には、”不伐の森トイレ”があります。

河原子ダム周辺は、トイレはここしか無いので必ずここで用を済ませて行きましょう。山の中のトイレなのに意外と綺麗でした。

ちなみにトイレの後ろに見える森が不伐の森で、散策も出来ます。

そこから進むと湖と橋が見えてきます。

観光地ではないので、特に駐車場はありませんが、この橋の近辺に広くは無いですが駐車出来るスペースがあるので、そこを活用しましょう。

この橋がダムの堰堤になっていて、その上を通行できるようになっています。

橋から下を見た眺め。

ダムから水を放流すると、ここを流れていく訳ですね。当然ながら今はスッカラカン。

ダムの規模の割には、大きなダム湖が堰堤からのぞめます。

天気のいい日に訪れたら、ダム湖と山の向こうに見える青空もとにかく綺麗なので秋に来れば一面 紅葉が山を染めるので、絶景な事も間違い無し。

人も余り居ないし、隠れた紅葉の名所でもあります。

ここからダム湖の周りを散策できるように、歩道が整備されています。

しかしダム湖は結構大きいので一周しようと思ったら、それなりの距離を歩く事になるので、それなりの覚悟は必要です。

途中から下に降りれる階段を発見

階段を下りて草むらの中を歩いていくとダム湖に繋がる水路がありました。

でも ここで行き止まりなので、せっかく階段を降りてきても特に何が有る訳でも無かったので、敢えて草むらの中をここまで来る意味は、ありませんでしたね(汗)

気を取り直して階段を戻って、歩道をひたすら歩きます

途中で「えびなの森」と言う散策路もありましたが、今回はダム湖一週が目標なので、ここは華麗にスルー。

ひたすら歩道を進みます。

歩道の脇から見える湖は、やはり美しい

一番良い季節に来たかも。

このまま整備された歩道を歩いていっても良かったのですが、湖の近くに降りていける「湖畔の回廊」を発見。

恐らく湖周辺を歩く事になるから、こちらが最短ルートなので、多少足場は悪いかも知れませんが、こっちから進みます

ゆるやかな坂道と小さい橋はありますが、思ったほど悪い道では無かったので、アスファルトで整備されている歩道を歩く位なら この散策路を歩く方が散策してる感があって良いですね

しばらくすると湖畔の回廊は終わり、整備された歩道に出て来たので、後はここをひたすら歩くしかありません。

GPSで位置を確認すると湖から結構 離れて来てるけど湖の方に近づく道なんか全く無かったので、ここを行くしか有りません。

湖の方角を見ても 湖なんかちっとも見えないし ここから後どれくらい歩けば元の場所に帰れるのか、少し不安になってきますが、今更引き返せないので、ここまで来た以上は進むしかありません

湖をかなり無駄に大周りで一週中です。

あ~紅葉が綺麗だ・・・

どれ程歩いたか分かりませんが、歩道の脇に「不伐の森」への入口を発見!

河原子ダムに来る途中でトイレの後方に見えた あの森ですね。と言う事は ここを通れば スタート地点の近くまで行けると言う事!!

アスファルトの歩道なんか通らないで、近道になるだろうから当然こっちの散策路に突入していきますとも!!

ああ ダム湖が見えて来ました。 ホッ

ここまで来たら スタート地点まで戻ってくるのは直ぐでした。

道中の景色は物凄く綺麗だったし、観光客でゴッタ返してないので、気楽に歩いて来れましたが、ちゃんと一周できるか不安になりながら一週して来たので、人が居ない事もあり少し不安でもありました(笑)

 

しかし散策大好きとしては、散策の醍醐味はしっかりと味わって来れたと思います。

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駐車場駐車場は無いが、駐車できるスペースは有り