みちのくあじさい園

東北最大級の規模を持つ岩手県一関市にある「みちのくあじさい園」

東京ドーム3個分という広大な敷地には、約400種類もの多種なあじさいが、あちこちに咲き乱れており、一つの山があじさい園として整備されている感じで、軽い山登りをしながら　色々な形のあじさいを観る事が出来ます。

期間限定の開園となっていて、6月下旬から7月下旬のあじさいが見頃を迎える時期のみが、開園期間です。

その為に駐車場も少々混むので、係員の誘導に従い駐車する事になります。

駐車場からすぐの場所に入口

中に入るとそれなりに歩く事になるので、駐車場から園まで無駄に歩かなくても良いのは、何気に助かりますね。

左手に見える窓口で入場券を買っての入場なのですが、歩くのに自信が無い方はカートをレンタルして園内を回る事が出来ます。　係りの方が運転して周ってくれるのですが、ゆっくり立ち止まって写真を撮って周りたい人には、余りお勧め出来ませんけどね。

園内は林の中を進むのが基本で、そこまで急勾配では無いとはいえ、山道だけあって坂道や階段が多いので、良い運動にはなります。

道中のあちこちに、色とりどりのあじさいが咲き乱れているので、園内のどこを歩いていても　あじさいが観れるのは、なかなか壮観な景色です。

このあじさい園の目玉の一つがこの「あじさいの池」

ただ残念ながら来た次期が少しばかり早かった様で、何の変哲もない只の池でした････　7月下旬になるとこの池一面に、あじさいが浮かべられているので、それこそメチャクチャ綺麗な眺めなので、このあじさい園最高の撮影スポットにもなります。

せっかくここまで来たのに観れなかったのは、非常に残念だったので、また必ず良い時期に訪れてみようと思います。

道中のあちこちに、あじさいが咲いている場所は沢山ありましたが、この階段を降りて行くと　広い土地に沢山のあじさいが植えられている「あじさい畑」が見えて来ます。

あじさいと言えばパッと思い浮かぶのが、水色や紫だと思いますが、白やピンクのアメリカ原産の「アナベル」と言う品種もなかなか綺麗です。

白のアナベルは遠目にみると、巨大なカリフラワーに見えるのは自分だけですか？

もちろん畑には、馴染みのある色のあじさいも植えられています。

畑の中にも入っていけるので、ここも撮影スポットには最適。

道中はまあまあ坂道も多いですが、分かれ道もかなり多いので　全部のルートを歩こうと思ったら、なんせ広いので少し大変かも・・・

ここが斜面にたくさんの　あじさいが咲いていて　近くの歩道から一帯を眺める事が出来る「絶景のあじさい」と呼ばれる場所。

当然　園内には至る所にトイレも設置されてあり、広い敷地を歩きまわってお腹も空くので、食事処でうどんやそばを頂けます。

この「みちのくあじさい園」は、あじさいを鑑賞する為に散策する場所なので、一年でも６月下旬～７月下旬と言う短い期間しか営業していません。

もちろん　期間中ならいつでも　あじさいが綺麗に咲いていれば見所は沢山あるんですが、やはり一番の目玉である「あじさいの池」にあじさいが浮かんでいる景色を見たい所なので、どうせ来るなら7月下旬がお勧めです。

散策路としては坂道や階段も多く　簡単な登山だと言えるかも知れませんが、あじさいを眺めながら写真を撮ったりして　歩いているとこの広大な土地を歩き廻ったにしては、そこまでの疲労感もありませんでした。

ただ注意しなきゃいけないのは、そこいらに蜂が飛んでいる事ですかね。