馬陵公園

福島県相馬市に、慶長16年に相馬利胤が築いたとされる　中村城(馬陵城)の城跡を整備した公園で、日本の歴史公園100選にも選ばれている歴史を感じる事の出来る公園です。

昭和30年には、県の史跡にもされています。

無料駐車場もありますが、公園の規模の割には、収容台数が約30台程とそれほど大きくは無いです。

公園の至る所に、中村城の名残やその歴史を伝える案内板や石碑が設置されてあるので、歴史を感じながら歩けると思います。

サッカー場もありますが、この日は何故か自衛隊のヘリコプターが停まっていて土埃を巻き上げながら数分間プロペラを回すと、やがて飛び立っていきました。

散歩に来ただけなのに、滅多に見れない物まで見れちゃいました。

鳥居を潜った参道には、春になると多くの桜が咲き、見事な景色が広がります。

今は少しばかり季節が悪かったかな？

写真には収めれませんでしたが、堀には白鳥も飛来してきていました。

その堀沿いをゆっくりと散歩するのも良いもんです。

グラウンド横には、トイレもあります。

公園内には2つの神社があり、その一つが祭神を天之御中主神とする「相馬中村神社」

そして直ぐ近くには「相馬神社」の入り口があり、名前は似ていますが、相馬中村神社とは別物。

ここからは少し丘を登っていきます。

程なくして鳥居と神社が見えてきました。　相馬家の始祖と云われる鎌倉時代の武将・相馬師常を祭神として、明治12年に中村城本丸跡に建立された歴史ある神社。

春にはこの一帯も桜で埋め尽くされます。

相馬神社の近辺は、中村城の本丸跡地なので、かつてここに城が建っていたと考えるとロマンが有りますね。

「二の丸球場」　ナイター設備やスタンドまで完備している立派な球場もあります。

公園のあちこちに、適度な坂道や階段があるので、ウォーキング目的とする公園としては申し分ないでしょう。

中村城跡の堀の周りには、石垣も残されているので、そんじょそこいらの公園とはまた違った景観です。

公園自体は結構な広さですが、駐車場は、余り大きくないので普段から多くの人が訪れるというよりも地元の方々に愛されている公園。

散歩コースとしても　個人的には丁度良い感じのコースや広さで良い感じだと思います。

園内には、630本ものソメイヨシノが植栽されており、桜の名所としても知られているので、お花見シーズンになると「相馬桜まつり」が開催され、夜には桜のライトアップもされたりと、普段とは一転して沢山の人で賑わいます。

その際は臨時駐車場も設営されるので、ぜひ気軽に訪問してみて下さい。