上杉雪灯籠まつり

山形県米沢市で毎年2月の第2土曜と日曜日に「松ヶ岬公園」の一帯をメイン会場として開催される雪祭り。

臨時駐車場は数ヶ所ありますが、すぐに満車になるので停めるのはなかなか難しいと思うので、公共の交通機関を使うか、米沢市役所から出ているシャトルバスを利用するのも良いでしょう。

エリア内には「米沢市上杉博物館・置賜文化ホール」があるので、ホール内には米沢の歴史を紹介する展示がある他 トイレも自由に利用できるので、ここで済ませていっても良いでしょう。

そこから進んで行くと早速雪灯籠が並んでおり、辺りはまだ明るいですが、灯籠には既に火も灯されています。

雪灯篭約200基、雪ぼんぼり約1000個が会場のあちこちに設置されてあります。 この独特のやわらかい光は幻想的なのですが、これだけの数を作った事がまず凄いですね。

「松が岬公園」を囲む堀は、すっかり凍ってカチンコチン。 子供が雪玉を投げていましたが、氷ではなく雪玉が割れる位に凍ってます。

どうりで寒い訳だ。

松が岬公園内に入ると「鎮魂の丘」と呼ばれる高台があるので、階段を登ってみます。

頂上には、巨大な雪で作った「鎮魂の塔」

第2次世界大戦の戦没者の為に、鎮魂祭が行われるので、テントで1本100円でローソクを領布しているので、是非 鎮魂の塔に献灯して下さい。

過去の多くの犠牲の上に、私達は生きているので。

鎮魂の丘を降りて先に進むと、かの有名な上杉謙信を祀る上杉神社があり、その境内付近でも様々な灯籠が並んでいます。

少しずつ周りも暗くなってきて雰囲気も出てきました。

雪の深い部分もきちんと歩道が作られていて、その壁面にも灯りが灯されていたりと会場内のあちこちに、工夫もなされていて飽きる事は無いでしょう。

松ヶ岬公園の周囲の堀の脇の斜面には、ランタンを並べて作った「雪灯ろう」の文字。

ようやく辺りも暗くなって来て、良い感じになってきました。

「おまつり広場」には、トイレもあります。

流石にこの雪の中では、身体も冷えるのでトイレも近くなりますからね。

堀の前の歩道には、露店がズラリと並んでいて、どれを買おうか迷ってしまう位です。 人ゴミが凄い場所も有るので、お連れの方とはぐれない様に。

その一角から広場に入ると「テント村物産展」があり、色々な地元の物産品を購入できます。

ストーブの設置されてある大きいテントの中で、購入した物を食べれるので、冷えた身体もポカポカ。

いよいよ陽も落ちて辺りは暗くなったので、雪灯篭の暖かな光がますます幻想的な空間を演出します。

完全に暗くなった事で、ここで「米沢市上杉博物館・置賜文化ホール」前に戻ります。

こちらでは様々なイルミネーション等が見られるので、やっぱり暗くなるのを待ってからが本番ですね!

実は、この雪まつり これを一番楽しみにしてました。

「キャンドルゾーン」

鮮やかでカラフルな、キャンドルやカラーメガホンによる光の演出は、雪灯篭とはまた違った良さがあります。

中にキャンドルを灯したカラーグラスを バランス良く配置した物も一見の価値アリ。

中央に配置されているカンテラも この美しさに一役買っていますね。

雪まつりというだけあって、キャンドルゾーンの近くには、色々な雪像もあり米沢城や 何処かで見た事がある某人気キャラクターの姿も。

ここは言うまでも無く撮影スポットですね。

当然の様にイチャコラしているカップル達が行列を作っていて、スタッフの方が撮影をしてくれていました。

イルミネーションや雪像も見応えが有り、会場のあちこちに有る雪灯篭も実に幻想的な空間を醸し出していました。

気になるのは足元ですが、歩道は良い具合に除雪されているので歩き易くて、ザクザク進むのが気持ち良い位

 

ただ階段や坂道などでは、滑ってる人もチラホラ見かけたので、やっぱり足元には注意ですね。 

滑り難い靴で訪れるようにしましょう。

郵便番号〒992-0052
住所 山形県米沢市丸の内1丁目4-13
開催期間毎年2月の第2土曜と日曜日
入場料無料
電話番号0238-22-9607
トイレ有り
駐車場無料駐車場有り